アリとは

アリを見たことがない人は、いないのではないでしょうか?それ程に身近な昆虫です。体調は1mm〜3cmほどで、人家の近くに多く生息しています。女王、おす、働きアリで巣を作り社会生活をしています。女王アリと、おすアリには羽がありますが、働きアリにはありません。世界には1万種以上、日本でも280種以上がいます。アリの体は細長く円筒形で、頭と胸と腹の3部分から出来ています。頭には色々なものに触れて確かめるための触覚と、餌をくわえたり敵に噛みついたりするために発達した大きな顎、複眼があります。ただ、複眼はあまり大きくないものや、全くないものもいます。胸には6本の足がついています。前足には、触覚を掃除するブラシのようなものがついています。胸と腹の間に葉「ふくへい」と呼ばれるコブがあるのが、アリの特徴です。このようにアリはハチとよく似た特徴を持っています。しかし、特に日本ではハチとアリは区別されています。これは日本の多くのアリが、おしりに針を持っていないためです。また、持っていてもとても弱い針で刺さない種類が多いのです。熱帯にいるアリは逆にハリをもち、積極的にそれで攻撃してくる種類が多いのが特徴です。

アリの巣について

アリの巣は多種多様です。しかし、皆さんがパッと思い浮かべるのは、多分クロオオアリなどの巣でしょう。クロオオアリは、広く乾いた地面を好んで巣を作ります。巣口から入ると何本にも枝分かれしたトンネルが伸びており、ところどころが広く部屋のようになっています。部屋はそれぞれ、女王アリが卵を生む部屋、幼虫を育てる部屋、食べ物を蓄える部屋などにわかれています。また、トンネルはしたの方に1m以上伸びている部分があり、冬の間はそこで暮らします。外に出てくることはありません。入り口は冬の間使われないため、壊れてしまいます。春が来たらアリ達はまず、入り口の修復作業から始めるのです。巣の入り口の周りに、こんもりと砂が盛られているのを見かけたことはありませんか?あれはアリたちが修復をした跡なのです。このように地下に巣を作るアリはとても多いですが、逆に地上に盛り上がっている蟻塚などもありますね。ほかには、木のうろや、植物の空洞、ちょっとした物陰、腐った木などに巣を作る種類もいます。また、巣を持たないアリもいます。ちなみに腐った木などに巣を作るといえば、シロアリを想像する人もいるでしょうが、「アリ」と言う名前に反しでシロアリはアリではありません。ゴキブリの仲間です。